数字を基に話し合い(会議や報告など)が出来る会社への続きです。
リフォーム会社の方では昨年末より新しい業務管理ソフトを導入いたしました。
このソフト、昨年秋の賃貸住宅フェアに参加したときに出店されていた”ダンゴネット”さんのもので、デモ機を触らせていただき『これは使える!』と思ったのが決め手でした。
うちの会社では今までボクがExcelで自作した見積もりソフト(見積もりから外注への発注、請求までをトータルで使えるもの)を使用していたのですが、所詮ボクの自作ですので常に限界は感じていました。
過去にもいくつかの見積もりソフトを導入してみたのですが、なかなか業務にジャストフィット出来ず、定着しないまま無駄な費用を使っていました。
で、今回です。
導入して、何度か使い方勉強会(講師はボクね)を開催しているのですが、まだまだ定着したとは言い難いです。
この手のソフトは最初のデータ入力(いわゆるマスタデータ)に手間取るのと、うちの場合1ヶ月に100件以上、多い月には200件以上の工事を行いますので、古いシステムで作った見積もりを新しい方に載せ替えるのに手間取っているようです。
人間て基本的に変化を嫌うじゃないですか。
慣れれば絶対に新しいソフトの方が使い勝手が良いのですが、その慣れるまでが大変なんですよね。
なんだかんだ言っては古いものを使いたがる。
どこかのタイミングで『えいや!』と変えないとまたズルズル行ってしまいます。
小山社長に習って?『古いソフト使っても良いけど、1件に付き500円罰金ね!』とかやろうかしら(笑)
『今まで問題なく10年間やってきたんだから変えなくても良いじゃないか!』と社員が思うのも分からなくも無いのですが、この新しいソフトを定着させたいのには理由があります。
それは、今まで不十分だった物件毎の原価管理が出来るようになるからなんです。
このソフトの導入で残念ながら今まで出来ていなかった、顧客毎の細かい分析や社員毎(特に施工メインの社員)の数値管理などが出来るようになると思います。
有視界飛行から計器飛行へ。
感覚からデータへ。
少しずつ、着実に変化させていきたいと思っています。
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